Studying English(英語を学ぶ)

<多読洋書レビュー>[超おすすめ]Lunch Walks Among Us (1) (Franny K. Stein, Mad Scientist)

<あらすじ>ピンクのカワイイお家に住むフラニーは、クモやコウモリとともに、にやりと微笑むマッドサイエンティスト。でも、学校のお友達が欲しくてたまりません。得意の分析でみんなに好かれるキャラクターに変身、自分を殺してたくさんの友達に恵まれますが、トラブルに巻き込まれ本性を表してしまいます。はてさて、どうなる!?フラニー!

<こどもウケ>
いちこ(小6女子):〇
にこ(小4女子):◎
さんこ(小2女子):◎
よんた(年中男子):◎

<オススメ度> 5(超おすすめ) ★★★★★ 科学が好きならきっと好き。
爆発、ぐちゃぐちゃ、ドロドロ、怪物…などなど小学校低学年くらいまでのこどもたちにウケそうな内容です。読んでて4人全員が離脱しない本はなかなかなく。これはその数少ないうちのひとつです。だからほんとうにおすすめ!ただし、小学生でもさめたキャラのこどもには厳しいかも。

また、わたしにとってこの本がありがたいのは、このシリーズ、邦訳も出ていること。1巻は邦題「キョーレツ科学者・フラニー (1)モンスターをやっつけろ!」2007年6月に出ていて、出版社は「あかね書房」。残念ながらどのネット書店も在庫がありません。たぶんもう廃版だと思われます。、メルカリでちらほら出てくるので是非チェックしてみてください。
こども向けの本って、使われている単語は平易なのに、意味がとれないことないですか。なんとなく「こうかな~?」と思っても、モヤモヤが残ると読むのがしんどくなっちゃうんですよ。でも邦訳を読めば、それにひとつの答えは出るわけで。心落ち着けて、読めます。あとこれ長いので、読み聞かせ始めても全部読んでやれずほっぽらかしてしまうことも多いです。こどもたちはそんなとき、続きは邦訳版を読んで、心を慰めているようです。英語も読んでくれ 笑 そうそう、邦訳と原著でニュアンスが違う、という気づきが、こどもたちにはちょっと面白かったようです。「Mad Scientist」は「キョ-レツ科学者」なのね。

<難易度>
ふざけた内容からは意外にも、難易度はきもち高め。確かに語彙は多めです。
Grades:3 - 4
Lexile® Measure:780L
Guided Reading Level: GR Level N
難易度情報の出典:https://shop.scholastic.com/teachers-ecommerce/teacher/books/franny-k-stein-mad-scientist-lunch-walks-among-us-9780439692625.html


いい表情で、すごいこと考えてるね~

-Studying English(英語を学ぶ)